今回は、失業をした方向けに「失業保険の流れ」について紹介をしています。
こんな悩みはないでしょうか??
- 手続き方法は?
- 何が必要なの?
- いつ頃お金入るの?
- いくらくらい貰えるの?
この辺りを解説していきます。
失業保険は申請しないと受け取れません。
受け取れる「お金」は受け取りましょう!
次の転職までサポートしてくれるので、絶対手続きしよう!
筆者は、派遣営業を7年間していました。
その際に得た知識を困っている方へ向けて発信しております。
目次
退職~失業保険の手続き
まずは、退職後に会社から貰える「雇用保険被保険者証」を貰いましょう。
所謂「離職票」となるものに一緒に貰えます。
※離職票とは「この会社で働いてましたよ~」って言う書類です。雇用保険被保険者証はお金を貰う受給資格になります。
基本的には退職後~1週間以内に自宅へ郵送になるでしょう。
気になる方は、会社に確認してください。
まずは必要な持ち物から
ハローワークで手続きする際に必要になるものを事前に確認しましょう。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 本人確認書類(免許証)(免許証が無い方は保険証+年金手帳)
- マイナンバーカード
- 印鑑(認め印)
- 振込口座(キャッシュカード)
- 証明写真2枚
が必要になってきます。
書き出しましたが以下のリンクから準備物確認できます。
※一部必要な物は後程でも大丈夫ですが、ハローワークへ行く前に電話で確認しましょう。
離職票が届いたらハローワークへ
離職票が届き次第、最寄のハローワークへ向かいます。
離職票と雇用保険受給資格証を一緒にもっていきます。
ハローワークへ到着次第、受付の番号札を取ってもらい順番が来たら
退職した旨を担当者に伝えると手続きスタートです。
待ち時間は長いと思うので時間に余裕を持とう。
必要事項に記入
ハローワークの方の指示に従い必要事項を記入するします。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
などの個人情報になります。
その際に必要な持ち物の確認など手続きをします。
手続きが終了すると、受給資格証としおりを貰う事ができます。
所要時間
実際に行った時の所要時間をお伝えします。
時期や時間帯により異なりますが、早くて1時間~2時間はかかりました。
なので時間は余裕をもって見ておきましょう。
初回の手続きは以上
初回の手続きは、失業保険を貰う準備の手続きとなります。
その為、必要書類を提出し説明を聞くだけが最低の手続きとなります。
勿論求人の検索などは可能です。
※離職票が会社から届かない場合
基本的に離職票が届かない事はないですが、会社が夜逃げしたりと特殊な場合は送られない事もあります。
もし送られない場合でも手続きは可能です。
この様な流れになります。
- 退職後
- ハローワークへ連絡と事情説明
- 失業保険の仮手続き
- 仮受給証発行
- ハローワークから会社へ離職票発行の通知
- それでも連絡が付かない場合ハローワークが離職証発行
- 本手続き開始
※離職票が2週間ほど待って届かない場合に上記の対応が可能となります。
ハローワークの局により対応基準が少し違うみたいですので、一度問い合わせをしてください。
手続きは早い方が貰えるまでの期間も短くなりますので、できる限り早めに手続きをおススメします。
自分で行う手続きは、書類を集めてハローワークにもって行く事だけです。
初回認定までに1週間の待期期間がある
ハローワークにて手続きが完了次第、説明を受ける事になりますが、
手続き終了してから1週間は「待機期間」と言うものがあります。
この期間は、働くと手当が貰えない期間となるので注意しましょう。
雇用保険受給説明会
1週間の待機期間が終了後、雇用保険についての説明会があります。
雇用保険の基本的な受け取り流れや、計算方法、注意点などの説明となりますので必ず参加しましょう。
雇用保険受給説明を受けないと給付されませんので
ご注意を!
給付のタイミング
雇用保険受給説明会を受けたら上記のように給付タイミングを教えてくれます。
認定日にハローワークへ行って申請手続きをすると銀行口座へ振り込みされるシステムになってます。
図の通りだとAさんは4/17~5/7の間が受給計算対象となり、認定日5/8迎えてから1週間以内に口座に振り込みされます。
続いて給付制限なしor給付制限ありについてから説明します。
給付制限なし
給付制限が無い場合は、図のAさんの様に1週間の待機期間を得て給付が開始されます。
給付制限なしの対象者は、会社都合による退職の方になります。
給付制限あり
給付制限がある場合は、図のBさんの様に1週間の待期期間を得て更にそこかた3ヵ月の制限期間が存在します。
なので実際には4か月目から給付開始となります。
給付制限ありの対象者は、自己都合による退職の方になります。
同じタイミング雇用保険の手続きをしたとしても、
退職理由によりAさんとBさんみたいに給付のタイミングが異なります。
認定日とは?
上記で出てきた認定日ですが、簡単に言うとハローワークへ就職活動を行った報告をする日です。
この日にハローワークへ申請しに行くと、雇用保険が後日振り込まれます。
認定日までに就職活動を最低2回行って報告する必要があります。ハローワークで説明を受けますのできちんと確認しましょう。
雇用保険が貰える期間
給付期間は最低90日~の期間貰えます。
自分がどのラインにいるのかは確認しておきましょう!
- 上は給付制限無し
- 下は給付制限あり
給付金額はいくらになるのか?
給付金額が自分はいくらになるか気になると思います。
ハローワークのしおりから抜粋しましたがこの図では分かりづらいので筆者の例を出しておきます。
総支給、月30万円だった場合
5954円/1日でした。(筆者の場合)
詳しく計算する場合は、ハローワークの方に聞けば算出してくれますよ。
なので5954円×次の認定日までの日数(凡そ28日)が支給金額になります。
16万ほどになりますが、次回の就職までの繋ぎで貰える金額としては大金となります。
途中で就職が決まったら再就職手当が貰える
失業手当受給中に、就職が決まった場合に受給の残日数の60%~70%が貰える仕組みです。
通常の受給より総額は減ってしまいますが、一括で貰えたり働いた給与も入って来る為、お祝い金みたいなイメージとなります。
受給資格が最大120日あった場合
1か月(28日)の受給をもらった後、就職が決まった場合
120日-28日=92日×70%×5954円(筆者の場合)=383,438円←が再就職手当になります。
就職が決まった段階で、ハローワークへ行き所定の申請書が貰えます。
そちらを就職先の企業に提出し必要事項を記入してもらい、またハローワークへ郵送する形式になっています。
凡そ書類を提出してから2週間程度で振り込まれます。
※ハローワークによって対応がまちまちとの情報がある為、ハローワークの人に聞くのが一発です。
まとめ
今回は一連の流れの初回でした。
失業保険は貰えるお金となりますので、面倒めんどくさがらずきっちり手続きを行うようにしましょう!
退職後に休暇を取りながらゆっくり仕事を探す事は問題ないです。
退職後に心配なのはお金となり、お金に余裕がないと新たな就職先も焦って決めて以前より悪い状況で働く可能性もあります。
じっくりと転職活動を行うようにしてください。