今回は、派遣社員と正社員の違いにについて紹介していきます。
皆さんは、派遣社員と正社員の違いと聞くと「給与」や「違う会社の人」の違いという認識の方が大半でしょう。
その認識で間違いはありません。
ただここでは、もう少し深く追求して説明していきます。
少し専門用語が入りますのでお付き合いください。
実際、契約だけを見ると大きくは変わらないんだよね～
大きく分けて違いは2つしかない
①雇用主の違い
②有期雇用と無期雇用
この2つが主に違う所です。たった2つしかないのに待遇が大きく違うイメージを持たれると思いますが、
この2つが大きく影響を与えてるためです。
では詳細を見ていきましょう。
この2つの違いで細かい所も変わっていくんだよね
雇用主の違い
雇用主の違いからです。
これは解りやすいと思いますが、
派遣元会社の雇用＝派遣社員
派遣先会社の雇用＝正社員 となります。
ですがここが違う為、大きく給与形態が変わります。
派遣先の会社は、派遣会社へ人材費を渡しており派遣会社はマージンを引いた残りを派遣社員へ給与として渡しています。
（凡そ20％～30％が派遣会社残りが派遣社員の給与となります）
ボーナスが無い事が多い派遣社員ですがそもそもの時給が高く設定してる為、渡せない事が多いんです。
※マージン率の妥当性については別記事で取り上げようと思ってます。
ボーナスが無いのは派遣会社が渡してないだけなんだよね
有期雇用と無期雇用
続いて「有期雇用」と「無期雇用」を紹介します。
皆さんは雇用契約書と言うものはご存じでしょうか？
勤めている方は知ってる方が多いと思います。
簡単に説明すると以下の内容です。
有期雇用＝勤務期間が定められている
無期雇用＝勤務期間が定められてない
これを派遣社員や正社員に当てはめると
派遣社員＝有期雇用
正社員＝無期雇用
となります。
では実際に書類を見ていきましょう。
筆者が作成した参考画像を貼ります。
ここで注目するポイントは、
1行目の「契約期間」です。
定めがあり・なしに分かれてると思います。
※定めがある場合は〇月〇日～〇月〇日までと記載があり、期日を迎えると契約は終了となります。
派遣社員が契約の更新等と言っている部分はここになります。
ここが雇用の違いになります。
契約期間は最低1か月以上～に法律できまってるよ
まとめ
今回は、正社員と派遣社員の2つの違いを見てきました。
①雇用主の違い
②有期契約と無期契約
根本的に2つしか違わないのに、実際働くと色々違う点があると思います。
ですが、本質はこの2つのポイントとなります。
今回は短めの紹介だったね
細かい事は分けて紹介するね
ここまで読んでくださいましてありがとうございました。
派遣の困りごとや契約関連でわからない事があれば筆者がお手伝いできる事があると思いますので、
よろしければご連絡下さい。
ではまた次回！
