日々過ごしている中で「仕事行きたくない」と思う方は、大多数いらっしゃるかと思います。
仕事めんど~だわ~
理由は様々で、「一時的な感情」から「身体に影響をもたらす程」のストレスを抱える方もいらっしゃいます。
今回はそんな方向けにバックくれる際のリスクを元派遣担当者が実体験を元に紹介していきます。
バックレとは何か?バックレた場合の流れ
バックレた場合に起こる事象とそのリスク
バックレても損害賠償などはほぼありません。
ですが、良い事もありませんのでできる限りバックレると言う方法を取らないでいい様に説明してきます。
目次
バックレとは何か?バックレた場合の流れ
ここではバックレ=無断退職の事を指します。
あなたが退職の意思を示さず、出社しない場合に用いられる言葉となります。
バックレるまでには段階があるので見ていきましょう。
- 無断欠勤
- 担当者からの連絡
- 自宅訪問を行う
- 緊急連絡先への連絡&警察への連絡
- 無断退職
大体ですが、上記の流れで物事が進んでいきます。
2~4番はほぼ必ず行われると思ってください。
何故なら会社への連絡をしていない為、会社側からすると「何か事故にあったのでないか?」と可能性がある為です。
詳しく見ていきましょう!
派遣営業からの連絡は必ず来るよ!
無断欠勤
まずは無断欠勤からが始まりとなります。
最初は休暇の連絡を入れていてもいつしか休む事への罪悪間から等で連絡ができなくなり、無断になる人もいてます。
会社を休む連絡を入れない事からスタートする
担当者からの連絡
続いては、担当者からの連絡が入ります。
時間については無断欠勤をしてから5分~30分以内にはくるでしょう。
何故かと言うと、派遣先会社から「○○君・さんが今日来ていないのだけど?」
と派遣営業へ連絡が行きます。
そこから派遣営業があなたへ連絡するという流れになるでしょう。
連絡なしだと何か緊急事態が起こった可能性があるとして連絡してきます。
自宅訪問を行う
続いて、連絡を取らなければ「自宅訪問」が待っているでしょう。
あなたと連絡が付かない=トラブルに巻き込まれた
可能性があるとして対応していきます。
その間でも電話は鬼の様に鳴り響くでしょう。
電話を無視すると直接自宅へ来てしまいます
緊急連絡先への連絡&警察への連絡
最終的に行きつく所が「緊急連絡先」への伝達です。
派遣登録の際に、親や兄弟など緊急時に連絡が付く方への連絡をします。
そして、最終的には警察への連絡をして行方不明の捜索願を出す可能性もあります。
捜索願はまれだが、警察に頼んで警察から連絡をする場合がある。
バックレた場合のリスク
次はバックレた場合のリスクの紹介をしていきます。
リスクは沢山あります。
- 連絡がいっぱいくる
- 仕事の紹介は無くなる
- 損害賠償の問題が発生する可能性
- 給与の問題
これらの問題点に当たるでしょう。
詳しく見ていきましょう!
連絡がいっぱいくる
安否確認と貸与品があった場合の回収の為、予想以上に連絡は行います。
派遣営業担当は、バックレが起こる事は日常茶飯事なのですぐにわかりますが万が一の為に対応をします。
そして、派遣先への説明や派遣会社からの指示のもと対応しています。
派遣営業担当はバックレた事はすぐわかるが、万が一の為に対応しないといけない。
仕事の紹介は無くなる
バックレた後にそこの派遣会社で仕事をする事は絶望的です。
理由として、派遣元会社だけは無く派遣先会社にも迷惑をかけてしまい、信用問題に傷がついてるためです。
またバックレる可能性がある為、紹介は慎重になります。
派遣会社でもグループ会社同士で要注意人物(バックレた)も共有する事があり、そういった場合も紹介は不可になる可能性が高いです。
損害賠償の問題が発生する可能性
損害賠償になる可能性は限りなく低いです。
理由としては、そもそも派遣社員に対して裁判を起こす為の労力と費用がまず採算が合いません。
ただし一部例外も存在します。
「あなたしかできない仕事」且つ「契約書」で違約金などの契約を結んでいる場合
そう滅多な事ではありませんが、注意してください。
派遣の過去の裁判判決を見ても、派遣社員は一切なく個人で認められた裁判が正社員にて特殊な業務を請け負った裁判で判例がでましたが、一般の派遣には適応ならないので安心はしてください。
稀にネット上で「損害賠償請求する」と上がってますが、ただの「脅し」です。
逆に脅しを訴えて、勝訴した事例もあるくらいです。
だからと言って、バックレは良くない事を理解してください。
法律上、派遣会社がバックレをした派遣社員に損害賠償を請求する権利が一様ありますから可能性はゼロではないことを理解しておいてください。
限りなく0に近いが0ではないので要注意!
給与の問題
派遣会社はいくら派遣社員が飛んだとしても、
給与を支払う義務があるので必ず支払われます。
ですが少し問題が発生します。
給与が入金されないという問題です。
給与の支払い方法
給与の支払いは本来、銀行振り込みではなく法律上手渡しなのです。
雇用契約時に双方同意の上、銀行振り込みに指定しており最終給与は手渡し等に設定してる会社が存在します。
パターンとして多いのが、貸与品の返却をしていない場合に起こりやすいトラブルです。
簡単に言うと、「給与取りに来い」と言う事です。(支払う意思があれば法律違反ではない)
勿論バックレた方は会社へ取りに行くなど難易度が鬼畜、リスクが高いです。
給与が振込されない場合
バックレて給与が振込されない場合は方法は3つしかありません。
- 直接取りに行く
- 労働基準監督署に行く
- 諦める
直接取りに行く
直接取りに行く方法です。
この場合は、派遣元会社へ赴く必要があり派遣会社で給与を貰う事が可能です。
ですが、バックレた手前行くことが億劫な人が大半でしょう。
労働基準監督署に行く
2つめは労働基準監督署へ行く事です。
労働基準監督署では法に触れていた場合は対応してくれますが、給与を手渡しで渡すと派遣会社側で言っていた場合は対応を拒否される可能性があります。
どうしても、自分ではいけないが給与は受け取りたいと思う方はこの方法しかないでしょう。
会社と掛け合って振込対応にしてくれる場合があります。
諦める
最終的に、取りに行くこともできず給与の振り込みにも応じてくれない場合は諦めるしか選択肢はなくなってしまいます。
金額にもよると思いますが、かなりもったいないので諦める前に労働基準監督署へ連絡してみましょう。
バックレる人の理由
次にバックレる人の理由を確認していきましょう。
様々な理由がありますが一般的に多い理由を出していきます。
- 仕事に対してのモチベーションが無くなった
- 他の仕事がしたくなった。
- 仕事が面白くない
- 寝坊して行きづらくなった
- 仕事に不満はなかったが寝坊して行きづらくなる
- 思ってた仕事じゃなかった
- 仕事が思った以上につらい等
一般的に多い理由は上記となります。
人によっては「そんな事で!?」と思うかもしれませんが、本音で話ししてる人は少ないと感じます。
多くは、職場の環境に合わなかったり人間関係の構築などの不安や不満に至る人が多いと感じてます。
まとめ:バックレると大変な目に合う
バックレた場合に予想される出来事とリスクについてでした。
中には本当に悩んだ挙句、連絡ができなった人もいると思います。
「連絡しにくい」「怒られたらどうしよう」等と思う人もいます。
悩んでる方がいましたら、この記事が参考になると思います。
仕事を辞める事や休む事は「悪い事でない」当然の権利です。
誰がなんと言おうと自分を大切にしてください。辞めたいなら辞めれば良いと個人的に思います。
ただ、連絡が無い場合「あなた」と「派遣会社」とも無駄な体力を使う事になってしまいます。
今は便利な社会になりました。
「電話」「メール」「SNS」直接会いたくない場合の連絡手段も用意されてます。
バックレる選択肢もありますが、ほかにも選択肢があるという事を忘れないでください。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
ではっ!