今回のご紹介は誰にでも起こる事がよくある、
「選べない・選択できない」事象についての心理学のご紹介です。
こんな事は身近に起こらないでしょうか?
「洋服買いに来たけど、店員さんが色々もってきて結局買わなかった」
「ごはん何食べようか迷っているうちに何でもいいやとなり結局食べなかったり」
こういった現象は心理的要素が絡んでいます。
では、どの様な心理的現象なのか見ていきましょう。
分析麻痺症候群
凄くややこしそうな名前ですね。
冒頭で話した、決めれない現象は分析麻痺症候群(ぶんせきまひしょうこうぐん)と言う現象が働いています。
どういった効果があるか少し深堀していきます。
人は与えられた選択肢を一つ一つ分析していく習性があります。
この分析する許容範囲が超えてしまったり、様々な問題が頭の中で発生し
結果「何も選ばない」と選択肢に落ち着くようになってます。
これは頭の中で混乱が起こり、どれを選んで良いのか分からなくなってしまい
間違った判断をするくらいなら選ばないと言う心理が働いてます。
人は選択肢が多いと「選ばない」と言う選択に落ち着く
仕事で使う場合
これは仕事で使う場合は、相手が分析麻痺症候群に陥らないように十分気を配らないといけません。
特に、「アパレル」「営業」「販売員」の方は要注意ですね。
色々商品を提供したいと思いますが、お客様が迷っている最中に
色々説明したり、追加オプションの提案したり
色々な服をもって来たりセットで靴を用意したり
と色々と情報量が多くなってくると、相手は混乱し結果「選ばない=購入しない」と言う選択肢を選びます。
その為次から次へ提案して説明するより、一つ一つ案内しYESを貰ってから次へと
いう風に、相手に情報量の負担をかけないように心がけて下さい。
この方法を使えば、別の心理的要因も合わって来る事により成約率は高まるでしょう。
別の心理的要因の記事は下記を参照ください。
[blogcard url=”https://workkazu213.com/post-939/”]
まとめ
今回は、分析麻痺症候群の紹介でした。
「悩んだら考えるの辞めよう」と言うのは人に備わった心理的思考でした。
勿論、これは自分の身を守る為に無意識に行っている為、あまり深くは考えない方が
良いかと思います。
もしどうしても、決めたいけど決めれない事があった場合は
一旦落ち着いて一つづつ整理していきましょう。
無理しても混乱している為、良い結果が出ない可能性が高いです。
以上、心理学の紹介でした。
他にも様々な心理学を紹介しています。
更に仕事について悩める事も記事として取り上げているので、よければ見ていってください。
[blogcard url=”https://workkazu213.com/sinnri-sousyuu/”]